Daishin Kimura Staff Blog

大鎮キムラ建設のスタッフブログ

2021.06/14

<苫小牧店>エキノコックス

スタッフブログ、日常

苫小牧・室蘭・千歳・札幌で新築、
注文住宅を建てるなら、大鎮キムラ建設。
工務部の山田悠です。

ブログを読んでいただきありがとうございます!

今回は10回目のブログとなります。
早いもので私のブログも2桁となりましたね。

ブログの当番がいつかまだ決まっていませんので、
業務に余裕があるうちに書いておこうと思います。
(現在5/16)

このブログが載るころはおそらく夏で、
山登りをしているのではとのことで、
に関する注意を一つ。

みなさんはエキノコックスはご存じでしょうか?
北海道在住であれば多くの人が聞いたことがあるかと思います。

簡単に言ってしまうとキツネ(イヌ科)
などに感染する寄生虫です。




詳しく言うと、
「扁形動物門条虫綱真性条虫亜綱円葉目テニア科エキノコックス属」に属する生物の総称です。

今回ブログのために分類を調べてみましたが
覚えられないですねー。

閑話
生物の分類は結構頻繁に変わってて、
動物園で一度古いままなのを見たことがありますねー。

大多数の人には関係ない話なのですが……。
そもそも種とは何ぞやの定義が難しい……。

閑話休題
なぜ山に関する注意かというと、
エキノコックスを持っているキツネの糞で
汚染された山水や山菜、土などから人間に経口摂取すると、
エキノコックス症に感染してしまうからです。

感染した際の症状は病巣ができる場所によります。

例えば、肝臓に病巣ができると、
腹部の不快感から肝機能障害・発熱・黄疸などの
症状へと向かっていきます。

末期には腹水・浮腫等を合併し、死に至ってしまいます。

厄介なのが潜伏期間が長いことで、
数年~10年、長い場合は20年ほど症状が出ないことです。

調子が悪いと思ったら
実はエキノコックスに感染していました
ということが起こりえます。

感染した場合は外科的切除が一般的ですが、
切除が足りないと再び症状が出てしまいます。

なかなか怖い病気ですが、人から人への感染はないです。

また熱には強くなく煮沸をすることで
エキノコックスを殺すことができます。
(逆に寒さには強く、北海道の冬なら越せれたような……)

山に限らず、北海道の野外においては
感染するリスクがありますのでご注意ください。


余談ですが、エキノコックスは
もともと日本にはいなかったとされています。

ネズミ対策や毛皮の養殖のために
海外から持ち込まれたキツネと同時に
日本に入ってきたといわれています。

北海道は昔、ギンギツネを移入し、
毛皮のために養殖するのが盛んでしたからねー。

キツネにとってもいい迷惑ですので、
キツネのことは嫌いにならないでくださいね!




駆虫薬をキツネに食べさせて、
エキノコックスの感染を無くす対策もありますので、
興味のある方は調べてみてください!

今回はここまでとなります。
では次回のブログでお会いしましょう。

本日のブログは山田(悠)がお届けしました。

 

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