2021.01/25
【苫小牧市新築コラムVol.15】意外と知らないお家のマメ知識~南向きの住宅のデメリット~
家づくりコラム
苫小牧・室蘭・千歳・札幌で新築、
注文住宅を建てるなら、大鎮キムラ建設。
マーケティングの東本です。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
苫小牧市で注文住宅を建てたいお客様の中には、土地は絶対に南向きが良いという思いがある方もいらっしゃるでしょう。
「南向き信仰」という言葉があるくらい南向きの土地は人気があります。
一般的には南道路で日当たりが確保できるというメリットが有る南向きですが、意外とデメリットも有るのもご存知でしょうか?
今回のコラムでは、意外と知られていない南向きの住宅のデメリットをご紹介いたします。
南向きの土地の意外なデメリット
・人気のため価格が高くなる
前述の通り、南向きの土地は日当たりが良く、冬場も暖かく光熱費を節約できるということで非常に人気があります。
ただ、人気がある分、それだけ他の向きの土地に比べて価格が上がる傾向にあります。
また価格が高い割に人気なので土地がすぐに売れてしまい、探すのが大変です。
ということで、南向きの土地は探すのが大変で価格も高いというのが1つ目のデメリットになります。
・夏が非常に暑い
1年を通して日当たりが良い南向きの物件ですが、逆に夏は日当たりの良さがデメリットになることがあります。
日当たりが良いという事はそれだけ日光により部屋が暖められるという事なので、冬は暖房がなくても暖かいと感じられますが、夏は冷房なしでは暑すぎると感じてしまう可能性があります。寝室が南向きの場合、あまりの暑さに早朝に目が覚めてしまったということもあるようです。
冬場の暖房費が日当たりのおかげで節約できたとしても、夏場の冷房費で相殺されてしまうといったことも考えられます。日当たりが良すぎて夏が暑すぎるというのは、南向きの土地ならではのデメリットと言えます。
・日光によって家具や床が傷みやすい
先ほどのデメリットと同様に日当たりが良すぎるため、他の向きの住宅に比べて南向きの住宅は家具や床が非常に傷みやすいです。5年ほどの年月をかけ蓄積して効果をもたらすため、すぐにその影響が出るわけではありませんが、床を張り替えるとかなり高額になるのでカーペットを敷いてごまかしたり個人の対策が必要です。
うっかりカーテンを開けっぱなしにすることが多ければ、木の家具、畳、本棚に並べた人形や文庫本・漫画の表紙や背が焼ける恐れもあります。外壁も同様に剥げやすくなります。10年おきに塗装が必要です。
・リビングに居ると通行人と目が合う
基本的に南向きの住宅では、一番日当たりの良い南側にリビングを持ってくるため、リビングの窓の外はすぐ道路になります。
道路を通る人々の視線が家に飛び込んできますから、プライバシー確保のため、せっかく開放感や日当りがいい南向きの土地なのにレースのカーテンが開けられない・・・ということにもなりかねません。
また、洗濯物も南側に干すことになりますから、生活観がなかなか隠しきれないというところもオシャレな住宅を建てたいと考えている方にとってはデメリットと言えるでしょう。
まとめ(中見出し)
いかがでしょうか?
今回のコラムでは意外と知られていない南向きの住宅のデメリットについてご紹介しました。
家を建てる向きを、「南向きが良いと聞いたから」というなんとなくの理由だけで購入するのは避けるべきでしょう。
南向きのお家のメリットは基本的に日中に感じられることが多いので、日中はあまり家にいないという方は南向きのメリットを十分に感じられないといったことも考えられます。
また、南側に立つ隣家との間に十分なスペースが取れるなら、北向きの土地に家を建てるのもいいかもしれません。南側が道路に面していないので、プライバシーの確保もしやすく、人目も気になりません。
安易に「南向き信仰」に流されず、実際の生活のイメージをしっかりと持ち、メリットとデメリットを天秤にかけた上で土地は決めましょう。
あとになって「こんなはずではなかった」と後悔することがないよう、よく検討・調査して購入したいですね。
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